ひとり親家庭の生活向上に向けて国や自治体に要望活動を行っている『ひとり親交流サークル エスクル』は、ひとり親の給付金、手当、子育て支援の拡大に向けた改善要望案をまとめ、内閣府に嘆願を行った。
(画像はプレスリリースより)
幼児教育・保育にかかる問題改善を求める
エスクルは、「ひとり親」が自主的に運営しているサークル。シングルマザーのみならず、シングルファザーの参加も促しており、交流の場を提供するほか、行政と連携してひとり親支援を行っている。
政策要望案は、一般社団法人 ひとり親支援協会が全国のひとり親を対象として行っているアンケート調査およびヒアリング調査を元にしたもので、幼児教育・保育の無償化にかかる改善要望が多く寄せられたという。
幼児教育・保育の無償化では、授業料の値上げや、保護者負担となる設備充実費、園用品、行事費等が値上げされるなど、便乗値上げが行われているケースが多く見受けられており、不誠実な事業者に対しての行政指導の強化を求めた。
また、幼児教育・保育の無償化実施後は、低所得世帯で副食費などの追加・増額などでトータルの保育料の負担が増える「逆転現象」や、待機児童対策、保育士・幼稚園教諭の待遇改善などの改善要望も求められた。
■エスクル全国 - シングルマザー,シングルファザーのコミュニティ
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